<<賛成議員>> ********ゲーミングをはじめるにあたって、プレイヤーにメッセージ** 原発増設のためには、議会での決議が必要です。円滑な町政運営を 心がけ、町民の福祉のためにがんばってください。 ********アクターの役割、性格、属性について*************** 保守系無所属の町議会議員です。町長と歩調を合わせ、町政運営に携わって います。町政が混乱すること、とりわけ部外者が町政に口出しすることを 快く思ってません。 必ずしも原発に賛成というわけではありませんが、原発の安全性が国や 電力会社によって保証されていること、国や電力会社が町の振興のために 努力してくれること、という2点が確認されるならば、原発による町づくり を推進しようと考えています。 ********アクターの目標行動原理、価値判断は何か************ 町の振興の一言に尽きます。 ********アクターにとって一番重要な出来事は何か************ 原発増設は、手続きに則って進められるために、たびたび「地元の意思」 を問われることになります。具体的には、議会での決議採択や、地元説明 会などがそれにあたります。この「地元の意思」をどのようなかたちで表明 するかがポイントになります。 また、原発の安全性への信頼を損なわせる国内外の事故や事件なども 重要な出来事として挙げられます。 ********アクターが最初におかれている状況はどのようなものか*** ・ゲーミングは、関電が町・町議会・漁協に増設の打診を始めるところから スタートします。賛成議員は、町議会での意思決定を中心に、原発増設に 関わります。 ・議会は3の倍数の月の1日から14日までが会期となっています。この間 には自由に発言することができます。 ・町長が町議会に増設の是非を問いかけてくることがあります。これについ ても、議会としての態度を形成することが必要となります。 ・議会には、初期設定では、賛成議員が6人、反対議員が1人、慎重派が8人、 という配置になっています。これは町内の諸般の状況によって変化しますが、 賛成/反対の議員が定数15の議会の過半数を獲得すれば、議会としては そのように意思表示を行うという設定になっています。 *もしかすると、賛成は10人が必要かもしれない?? ・増設を推進しようとする住民からの働きかけが予想されます。また、反対 する住民からの働きかけもあるかもしれません。 ********アクターは他のアクターとどのような関係にあるか****** 反対議員とは議会内で対立関係にあります. ********アクターのできること(アクション)はにか*********** ********アクターの持つリソースはどのようなものか*********** 今回はとくに設定していません。 ********ゲーミングシステムの(設計上の)操作的な点について*** ********実際のケースのトレース************************
Last modified: Fri Dec 4 13:26:52 JST 1998